sugimotofarm温室国産グリーンレモンについて

sugimotofarm温室国産グリーンレモンについて

温室国産グリーンレモンに託した、私たちの物語

 

1. はじめに:高知県黒潮町の地へ、レモンに導かれた私の物語

 

 

1.1. 移住農家としての決意と、高知との出会い

私はかつて、介護福祉士をしていました。施設を利用させている方々と接していく中で、みんな食べることが好きだなぁ食べ物を自分で作ってみたいな。そんな思いが強くなっていき農家になる決意をしました。 その思いを胸に、移住先に選んだのが、サーフィンをしていたこともあり、太平洋の雄大な潮風が吹き込み、豊かな自然に恵まれた高知県黒潮町でした。この土地で、私は新たな人生の章を開き、sugimotofarmを立ち上げました。 慣れない土地での農業は困難の連続ですが、この大自然の力を借りて、健康的で、食べた人が心から笑顔になれるような作品を作りたいという一心で、日々畑と向き合っています。

 

1.2.sugimotofarmの理念と、レモンに託した想い

杉本農場の根底にあるのは、三つの大切な理念です。一つ目は「自然の恵みを活かした、健康的な作品づくり」 黒潮町の海風が運んでくるミネラルは、私たちの作品を豊かに育んでくれます。二つ目は「笑顔と安らぎが生まれる農園づくり」農作物を通して人と人の温かい心の繋がりを大切にしています   

 

1.3. なぜ、温室レモンなのか?

私たちが主力作品の一つとしてグリーンレモンを選んだのは、この果物が私たちの理念を体現しているからです。 特に、全国的に見ても珍しい「温室栽培」にこだわることで、他にはない特別な価値を考えています。一年で最もレモンの爽やかさが求められる初夏から秋にかけて、新鮮なレモンをお届けすることを可能にできるのが温室栽培なのです。   

 

 

2. 第一章:温室栽培が拓く、夏のレモンの新世界

 

 

2.1. レモンの常識が変わる!?温室栽培の秘密

 

一般的に、日本のレモンは秋から冬にかけて成熟し、収穫されます。 特に露地栽培のレモンは、10月頃に緑色の「グリーンレモン」が出回り始め、12月頃には完熟した黄色いレモンとなります   

 

かつてレモンの「旬」の常識を覆うのが、私たちの温室栽培です。 温室という閉鎖的な環境を最大限に活かし、一年で最も暑い季節である夏に、採れたての新鮮なグリーンレモンを皆様にお届けしています。温室栽培は、温度管理や潅水管理など徹底した環境管理を可能にします。 それにより露地栽培よりも効果的にミネラルや栄養を吸収させやすくできます。  

 

 

2.2. 匠の技と情熱が生む、最高品質のレモン

 

それは、私たちが理想とするため、最高品質のレモンを育むための緻密な技術と、その間ない情熱の結晶です。 レモンは寒さに非常に弱く、気温がマイナス3度を下回ると枯れてしまうことます   

また、強い日差しは葉焼けの原因になりますが、遮光ネットを使って晴天時でもレモンの木が疲れないように工夫します   

このような温室施設を導入するにはまとまった初期投資が必要となり、また、日々の手入れには多少の労力がかかります。 栽培管理も最初の方は分からないことが多く「心が折れそうになった」経験もありました。しかし、温室という特別な環境で、一年中手間と時間をかけて、病害虫のリスクを極力抑えて育てていき見事に育った果実は、安心・安全で高品質なレモンの証なのです。   

 

 

3. 第二章:安心の証、皮まで丸ごと国産グリーンレモンの秘密

 

 

3.1. 「グリーン」は鮮程度安全の証

 

「グリーンレモン」と「黄色いレモン」は、実は同じ品種のレモンです。 この二つの違いは、収穫時期による成熟度の違いにすぎません。秋から冬に収穫される完熟したレモンは黄色く、一方、夏から秋にかけて成熟前に収穫されるレモンは緑色をしています   

 

この鮮やかな緑色は、私たちが手塩にかけて育てたレモンが、国内で採れたての新鮮な状態であることの揺るぎない証明でもあります。 海外から輸入されるレモンは、長い輸送期間中に熟成が長く、消費者の手に届く頃にはほとんどが黄色になっています。   

 

 

3.2. 皮まで安心して食べられる理由

 

その理由は、農薬の使用を極力抑え、収穫後にはワックスや防腐剤、防カビ剤は一切使用していないからです   

 

一方、海外から輸入されるレモンの多くは、輸送中の鮮度を定めるために「ポストハーベスト農薬」というものが散布されています。この農薬は、皮に残っている可能性があるため、料理に皮を使用する際には注意が必要です。   

 

さらに、今後の研究結果として、国産レモンは輸入レモンと比較して、果汁中に含まれるビタミンCの割合が高いことが示されています。皮ごと食べる場合はビタミンCの摂取量に大きな差はありませんが、主に果汁を利用する際には、国産レモンの方がより多くのビタミンCを摂取できるということになります。   

 

また、長期保存される輸入レモンとは異なり、私たちのレモンは収穫後すぐに届けられるため、皮がしっかりとしているのが特徴です。 この皮が、グリーンレモン特有の爽やかで芳香な香りをより一層引き立ててくれます。   

 

 

テーブル提案①:スギモトファームの温室グリーンレモン vs. 一般的な輸入レモン

 

特徴 杉本農園の温室グリーンレモン 一般的な輸入レモン
栽培方法 温室栽培 露地栽培
収穫時期

夏~秋(7月~9月)   

 

   

 

外観

パープルな緑色、傷は少ない   

 

黄色、見た目が均一   

 

香り

爽やかで芳醇   

 

穏やかな   

 

酸味

爽やかでまろやか   

 

強い   

 

皮の安全性

ノーワックス、防腐剤不使用、皮まで安心   

 

ハーポストベスト農薬散布あり   

 

果汁中のビタミンC

含有量が多い   

 

含有量が少ない   

 

価格帯

高価、希少価値あり   

 

安価   

 

 

4. 第三章:五感を満たす、温室グリーンレモンの豊かな香りと味わい

 

 

4.1. 芳醇な香りと、驚くほどまろやかな酸味

 

杉本農園の温室グリーンレモンは、一口食べれば、その豊かな香りと驚くほどまろやかな酸味に心が満たされることでしょう。 黄色いレモンよりも香りが高く、ほのかに甘味を感じる爽やかな酸味が特徴です   

 

皮が薄く果肉がぎっしりと詰まっているため、果実を潰すと採れたての清涼感が一気に広がり、抜群のフレッシュ感を堪能できます。 また、苦みがある渋皮を取り除いていただくと、皮ごと使っても料理全体の風味を損なうことなく、フレッシュな味わいを加えていただけます   

 

 

4.2. ひとつひとつ、心を込めて

 

私たちが栽培するレモンは、ただの農産物ではありません。一つ一つの果実が、私たちの手で大切に育てられた、命そのものです。インスタグラムの投稿でもご紹介しているように、携わるスタッフにも「桃の果実を扱うように丁寧に丁寧に」収穫するように伝えています。そして、  収穫されたレモンは、一つ一つ手で丁寧に拭かれ、大切に箱詰めされます   

 

 

5. 第四章:杉本流:皮ごと楽しむ温室グリーンレモン活用術

 

 

5.1. いつもの料理がワンランクアップする魔法

 

sugimotoframのグリーンレモンは、皮ごと様々な料理にお使いいただけます。ドリンクから料理、保存食まで、あなたの食卓に新しい発見と喜びを感じていただけます。

例えば、スライスしたレモンを炭酸水に入れるだけで、暑い夏にぴったりの爽やかなドリンクが完成します。 また、お肉や魚のソース入れたり、ドレッシングに加えれば、いつもの料理がワンランク上の味わいになります。 人気の「塩レモン」や「はちみつ」にあれば、レモンの香りを漬けて楽しむことができ、ケーキやゼリーのデザートに使うのもおすすめです   

 

 

テーブル提案②:グリーンレモンのおすすめ活用法

 

目的 具体的なレシピ名 使い方 使用するレモンの部位
リフレッシュ

ハチミツレモンソーダ、レモンウォーター   

 

スライスしてドリンクに入れる 果汁と皮
美容と健康

朝のジュース(にんじんやりんご)   

 

絞って混ぜる 果汁のみ
料理の風味付け

サラダのドレッシング、鶏肉の塩レモン炒め、アボカドトースト   

 

絞ったり、すりおろして混ぜる 果汁と皮
保存

塩レモン、ハチミツ漬け   

 

皮ごとスライスして漬け込む 果汁と皮

 

5.2. 読者の声が語る、レモンの物語

 

私たちのレモンは、多くのお客様の食卓で、新しい物語を創造していっています。 「皮からの香りが高くてビックリ!!」「塩レモンや、レモン酒を作ってみた」「毎朝のジュースに欠かせない」といった温かいメッセージを多数いただいております   

以前、体調を崩して何も食べられないお子様が、私たちのイチゴはパクパク食べてくれたというエピソードがありました。 この話は、体調が悪くても「これは食べたい」と意欲引き出せ元気をお届けできたエピソードであり、作っていることへの大きな喜びと、自然に生かされている感謝の気持ちを教えていただきました。 レモンもまた、お客様の食生活を豊かにし、笑顔と活力を作っていける存在でありたいと願っています。   

 

 

6. 第五章:レモンが繋ぐ、笑顔の輪

 

 

6.1. 移住農家としての苦労と、それを乗り越えた喜び

 

温室栽培のレモンは、経済的な側面だけ見れば、非常に大変な農法かもしれない   しかし、それでも私たちはこの道を選び、一歩ずつ長く続けているのは、収益をはるかに超えて、かけがえのない喜びがあるからです。 それは、お客様からの「美味しかった」「ありがとう」という言葉や、私たちのレモンを手に取っていただいた方々が見せてくれる、心からの笑顔です   

 

 

6.2. 最後に:私たちのレモンが繋ぐ、あなたとの繋がり

 

それは、高知の大自然と、移住農家である私の挑戦、そして何より、食べた人が笑顔になることを願う私の情熱が詰まった一品です。

私たちのレモンを手に取って笑顔になっていただくことは、私たちの夢を応援し、安心・安全な食文化を共に育むことに繋がります。この特別なレモンが、あなたの食卓に爽やかな香りと、心からの笑顔をお届けできることを願ってやみません。これからもsugimotofarm温室国産グリーンレモンを宜しくお願いします。

 

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